PTAに関して1回目の記事を書いてから4カ月ほどたち、また少し問題点が見えていた部分もあるのでまとめてみたいと思います。

PTAの執行部の人が想像以上に大変な思いと熱意で頑張っていることも分かったので、それも是非伝えたいと思いました
1回目の記事はこちら↓
追記)因みにこの後パート3から急激にブラック化が進みます。よろしければ最後までお付き合いください↓
学年委員や委員長、PTA執行委員はやっぱり集まりが多くて大変!?
これは本当に、本当に多いですね…。土曜日が多いので仕事と両立が出来なくはないのですが、土曜に朝から2~3時間程度、話し合いで取られるのが地味に負担になってます。

でも無駄なおしゃべりをしているわけではなく、必要な事を話しているだけでもこんなに時間がかかっているのです。
下↓に載せたのが上半期の学年委員が強制出席イベントです。上半期だけでコロナ禍にも関わらず10件くらいあり、本当にげっそりです(年間だと20件くらい!?)。
各委員長はこの他に自分の委員会の集まりがあり、PTA執行部はこの他に各委員会の集まりや地区の集まりにも強制参加させられることがあるようです。


毎年同じことをやっていても、イベントの内容は子供が飽きないように毎年変えていたり、メンバーも違うため、プリントを見ておいてね!というわけにはいかないのです。

子どもの学校も時代に合わせて、PTAの活動自体を変えていく話し合いもしていかないといけないので、集まる必要性があるのです。
毎年似た事を繰り返し行っているにも関わらず、引継ぎがざっくり過ぎる
学年委員は前年度の学年委員からの引継ぎファイルがざっくりとあるのですが、ざっくり過ぎて詳細が見えてきません。
引継ぎでもらったのは、年間予定表が書いてある1枚の紙と、イベントの詳細が書いてある2枚の紙とWordのファイル3つくらいでした。
あとは引継ぎの際にこれまたざっくりと口頭で説明を受けましたが、蓋を開けてみたら、他にも先生の授業のサポートやら、給食参観の仕切りやら細かい仕事が色々ありました。
そのため、いちいち知らなくて驚いたり、もたつく羽目になりました。

酷いのは、クラスの先生によってはこの細かい仕事を教えてくれず、当然知っているだろうと当日に言われること。ママ友の少ない私としては非常にしんどかったです。

創業40周年くらいで少なくとも20回以上は恐らく同じことを繰り返しているのであれば、もっと引継ぎをわかりやすくしてほしいと思いました。
それに対する改善を自分なりに行ってみた。
- 前年度の学年委員のlineをゲットして、わからないことは聞きまくる。
- 総務委員会などで集まる際は他の先輩ママにわからないことは聞きまくる
- 場合によっては躊躇せずにPTA執行部や、先生に事前に確認をとる
簡単にいうと、とにかく躊躇せずに質問しまくりました。結構な積極性が必要とされます。奥ゆかしい人はやりにくいかもしれません。

毎年似たことを繰り返しているのに、なぜいまだにこんなに質問しないとわからない状態で引継ぎが行われているのかが謎で、非常に手間です。
PTA委員は親が半強制的に何かしら子供の在校中に引き受けることが当然のように言われています。
であれば、誰でも気軽に、簡単に、仕事内容がわかりやすく引き継がれていかなくてはならないのではないでしょうか?
次年度の人には今年行ったこと、疑問に感じた事をリスト化して渡す予定
大体人が疑問に思うことなどというのは被っている事が多いと思うので、今年わからなかったことは今年中に解決し、次年度の人が疑問を抱かなくて済むように、Wordの文書にして引き継ごうを思っています。一部分ですが、こんな感じですね↓


仕事で知らない人に話しかけるのには慣れているつもりですが、それでも知らない人に質問するのって地味にストレスなんですよね。
lineでのやり取りも相手の負担を考えると出来れば減らしたいところです。

不便を感じた事や気が付いたことで、自分で対策が取れる事はここで少しでも改善していきたいです。
学年委員のペアの人が地味に気が合わなくて大変…(私の場合)
学年委員は知っているママ同士で組んで行うことが多いようですが、あまり知り合いがいない場合(私もそうです)はそうも言っておられず、知り合い程度の人と組んで仕事をすることもあると思います。

人間関係が地味に大変です。保護者には色々な人がいますよ、本当に…。
価値観が違う
一緒にクイズ、イベントを考えなければならないのですが、モチベーションややりたい事が各々違っていて意見が一致せず、ペアの人の性格が強く面倒なので、要求を色々飲んでいます。
仕事を増やしてくる
ご本人(ペアの人)は事務のプロだとご自身を自負しているのですが、そうでもなく…。

自信満々だったこと、どこかの会社の事務の正社員だというので安心して事務作業をお任せしていたのですが…
前年度Wordのひな形があるので、少し名前や開催日を手直しすればよかったのですが、なぜかExcelに変更。
しかも扱いにくくし、必要事項を勝手に削除し、誤字脱字だらけで返してきました。

夫と「この人なんでExcelに変えてきたか意味不明だね…」とぼやいてます。
恐らく、何も知らないであろう私に自分はExcelが出来る事をアピールしたかったのでしょうが、仕事を増やされて、修正しなければならなくなり、非常に迷惑でしかなかったです。

一度修正をお願いしたのですが、事務のプロとしてのプライドが許さなかったのか、お怒りでした。非常に絡みずらいです。
最初から自分ひとりでやればよかったです。
出席予定のイベントを無断欠席でも謝罪なし
人は誰でも間違えることがあるので、もし忘れてしまったというのであれば素直に謝っていただければこちらも腹が立つことはないのですが、謝罪もなく、逆切れされ、挙句の果てに彼女の夫まで出てきたので、面倒なので関わらないことにしました。

たまに全部自分でやった方が早いのではないかと思うのですが、PTAは全員でやるものという暗黙の了解もあるので、彼女に仕事をふらないわけにもいかず…。

仕事をふらなかったらふらなかったでプライドが高く、怒り出しそうな感じです。
PTA執行部がどのくらい大変なのかが見えてこない
私自身も学年委員を引き受けるまでPTA執行部と関わることがなかったので、何をやっているのか不明でした。
ボランティアで、大変そうなPTA執行部役員を引き受けるなんてもの好きか、暇なのかとさえ思っていました。

この考えに関しては現在改めています。本当に失礼だったなと思います。
どのくらい大変か
とりあえずPTA会長は年間20回程度の総務委員会などの集まりの他に、平日も週に2~3回先生とのやり取り、有休消化により午後から集まり参加、他委員会のイベントや地区での集まりに代表として出席などがあるようです。
恐らく年間30回程度は学校やイベント参加、平日は週2~3回電話での先生とのやり取りがあるのではないでしょうか。
時間の制約の大変さもあるのですが、何よりも大変だなと思ったのは、保護者や地区の人々をまとめる事だと思います。
相当色々あることない事言われるようで、メンタルが強くないとやっていけない、質問が山のように来るとぼやいていました。

特に今PTAの仕事量を減らそう、まとめようとしているので、反対している人が結構いて理解を得ることがかなり難しいようです。

個人の理解度やPTAの仕事にどのくらい時間を割いてもいいかどうかなどに関しても、それぞれ価値観が違うからね…。
PTA副会長はそこまででもないものの、書類作成や司会進行などがあるので、学年委員の1.5倍くらいのは仕事量はあるのではないでしょうか。
PTA執行部は仕事と両立出来ているのか
会長と副会長は歴代男性が引き受けてくださっていて、「両立出来ていますか?」と伺うと、出来ているとはいい難い状況だが、何とかやり繰りしてこなしているとのことでした。

平日の会議中に先生から電話がかかってきたり、平日の昼間に集合がかかったため有休を使ったりとかなりプライベートを犠牲にしてくださっている感じが伺えました。

なかなかハードな状況で、誰でも引き受けられるようなものではないと思います。
会長や副会長は男性でないといけないのか
男性でないといけないという事はないが、特に会長は色々な方からの風当たりもきつく、女性は保護者会等の参加がどうしても多い傾向があるので、その後の関係に影響がでたり、かなり精神的にきついケースが多く、例年男性が率先して引き受けているとのことでした。

男女平等の時代に男性でなく女性でも良いのではないかという意見もありましたが…

実は女性が引き受けた年もあったようですが、やはり精神的にきつく、参ってしまったようです。
ママ友だと思っていた人からあれこれ言われたり、影口を叩かれたりもあったようです
PTA執行部を引き受けてくれている人たちの思い
子どもが通っている学校を良くしたい、皆が快く学校をサポートできる、気持ちよくPTAに参加したいと思えるようなPTAを作っていきたいという思いをとても感じました。
そのために、多少自分自身が犠牲になったとしてもPTAの環境を整え、地域との連携を途切れさせないように、自分の任期中に問題を先送りにせずに解決したい。という熱い思いを感じました。
この会長の思いが今一つ一般の保護者には伝わっていない
私自身も学年委員を引き受けるまでは執行部の人たちの思いや活動を目にする機会がなかったので、無報酬で何のメリットもないにもかかわらず、こんなにも一生懸命になって、プライベートを犠牲にして活動してくれていることに驚きました。
ただ、一般の保護者の人は結論のみを手紙やメールで受け取る為、何か自分たちの負担が増える話なのではないかと感じ、不安や怒りを感じているように思いました。
一般の保護者がお客さんモードなのも問題
PTAの規約を変更するのにも保護者の同意がある程度必要なのですが、そもそも無回答が多かったり、よく手紙を読んでいなかったり、PTAに関しても不平不満が多すぎるように感じました。
PTA執行部の人の仕事量や思い、立場を理解しておらず、その他保護者はお客さんモードであることが非常に問題であるように感じました。

これってもうスティーブジョブズじゃないですが、皆の前で演説するか、理解を求める手紙を一斉配布するしかないかもしれないです。
どのPTA委員会も、PTA役員も仕事内容がいまいち見えてこない
これは広報の仕事を引き受けた時にも感じた事なのですが、なぜかPTA委員会の仕事内容はざっくりとしか公開されておらず、引き受けてみてこんな仕事だったのかと驚くことがほとんどでした。
少なくとも、パソコンを使う仕事である、平日に年間3回程度は集まることがある、などの具体的な情報は事前にもっとわかっていてもいいのではないかとずっと思っています。

隠しているのかな?とすら思うくらいの曖昧さです。でも曖昧だと仕事をしていると引き受けていい仕事なのかどうかがわからず却って不安になるのは私だけでしょうか?
まずは見える化しないと問題が解決に向かわないのではないか
どの委員会でも役員でもこれは作っておいた方がいいし、なぜやらないのかなと思うリストなのですが、
- 年間にどのくらい集まっているか(平日、休日等も併せて)
- 頻度だけでなく、その集まりにどのくらいの時間を割いているか
- 家でやらないといけない作業はどのくらいか
- その作業によってどのような恩恵が子供たちにあるのか
等のリストを作らない限り、PTAの仕事は減らないし、引き受ける方も不安だし、納得がいかないし、出来れば引き受けたくないなと思うのが当たり前なのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

私自身は子供がお世話になっている学校なのである程度は協力したいと思っているのですが、却って公開すると手伝わなくなる人が出てくるのでしょうか?
感想(学年委員を半年経過)
私自身はPTA執行部でもないですし、今後家庭と仕事のバランスを考えても、引き受けるつもりはないのですが、外部から見ていて色々思ったことを書きなぐってみました。

学年委員だけでも非常に負担がかかっていますし、私自身は子供たち二人分の任期は今期で終えるので正直お腹いっぱいです。

次年度の執行部役員を引き受けるつもりはないので、上記の事は実際の現場では発言するつもりはないのですが、なんか色々勿体ないような気がして、ちょっと吐き出したかったので、書きなぐってしまいました。

私にできる範囲で次年度に繋いでいきたいと思っています。
暗雲がたちこめる後半戦はこちら↓やばいことになりました。
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