みんなどうやって転職先をさがしているの?
私自身が転職時に利用したツール、周りの薬剤師から聞いた情報を合わせて記事にしてみました。
薬剤師の転職、復帰するときにどのように動きますか?
薬剤師、転職と検索すると山のように転職サイトが出てきます。
どれが良いのかさっぱりわからず、インターネットの口コミサイトを見ながら何個か絞って登録する人が多いのではないでしょうか。
一番王道は紹介型の転職サイトに登録すること
スピーディに仕事を進めてくれます。
履歴書の書き方、面接などもアドバイスに乗ってくれるのに無料です。

転職会社は就職先から紹介料をいただくシステムになっています。そのため転職者は無料で転職活動のサポートを受けられます
今の職場はほとんどの人が転職経験ありなのですが、皆さん転職サイトを利用していました。
医療事務さんは、直接会社に面接してくれないかと交渉したり、アイデムさんのような新聞の折り込み、転職雑誌をみて転職しているようですが、薬剤師は幸い転職サイトが充実しているので、自分で直接売り込んで就職した人はいませんでした。
薬キャリを利用した際のレポートも書いています。よかったら見てみてください!↓
求人数が圧倒的なセルワーク薬剤師の関しての記事はこちら↓
沢山のサイトに登録して比較するのってあり?
実は私、転職は2度目なのですが、一度目はよくわからずに6個くらいエイッと何も考えずに登録してしまいました。
そうしたらどういうことになったかというと、沢山の転職紹介会社から、一斉に電話とメールがかかって来てしまいました。

とりあえず行動してから考える性格なので…。すみません、ほんと。
転職紹介会社は、ある程度アプローチする薬局の順番が決まっているようです。
それも結構かぶっているようなので、同じ薬局さんに同じような条件の人(私のことです 笑)が色んな紹介会社から紹介されるという事態に。
そうなると、転職紹介会社の中でもマージンが安い会社から採用したいなと薬局側も思うようで、話を進めていた紹介会社ではない別の紹介会社から、「A薬局が、うちの紹介会社から紹介して欲しいと言っているのでうちに乗り換えてくれないか」と電話がかかってきたりしました。
この時乗り換えるのもありだったのかもしれませんが、本当にA薬局が言っている事なのかもよくわからないし、既に別の紹介会社で色々世話してもらっている最中だったので断るのも悪いかな…と思ったり…。と面倒な事になりました。

結果的に言っていることは本当だったようで、後日このA薬局から、こちらの紹介会社からではあなたを採用しないと言われてしまいました
結論として、同時に同じような転職サイトは2つくらいまでの登録にしておいた方が無難です。
上記の経験を踏まえ、2度目の利用時はその辺はよく考えました。
私は転職サイトの口コミを参考にして、薬キャリとマイナビ薬剤師のみ登録しました。
紹介型転職サイトのメリットとデメリット
少し先に書いたことと重複するのですが、まとめておこうと思います。
紹介型転職サイト利用のメリット
- 自分でほとんど動かなくても、色々なところから求人を探してきてくれる。
- 履歴書作成、面接対策まで頼めばサポートしてくれる。(私は履歴書の添削をしていただきました)
- 転職会社によっては、求人に載っていないところにもアプローチし、求人がないか聞いてくれる。
- 転職会社によっては、面接の時に同行してくれる。時給や給料の交渉など、自分では行うのが難しいこともしっかり行ってくれる。

私は転職会社の交渉のお蔭で、時給が上がりました。
紹介型転職サイト利用のデメリット
- とにかく早く就職させたがる。(就職して、就職先から報酬を受け取るシステムになっているので、就職を決めてもらえないと無駄働きになる為)
- 就職が決まりやすい大手をすすめてくる。特にドラックストアに関しては積極的な傾向あり。
- 就職サイトによってはその土地に詳しくなく、あまり地元の大手でない薬局の情報がない。
- 病院の就職先は少なめ。(全体的に少なめなので仕方ないですが…)
- 就職する際に、職場の情報や風土などを知りたかったが、そこまではわからないことが多い。
- 直接雇用よりも紹介会社に払うマージン代が高い為、直接雇用できる人がいればそちらが優先される。
どのような人にお勧めか
ブランクのある人や、条件交渉したい人、自分で探すのが苦手な人には特におすすめです。
ただ、地元の小~中規模薬局、病院は下記のスカウト型や全体網羅型サイトの方が情報があるかもしれません。
スカウトタイプの転職サイトもあります。

先に一番メジャーな紹介型転職サイトのお話をしましたが、他にも ジョブメドレー のようなスカウト型の転職サイトもあります。

どのように利用するかというと、自分の経歴を登録して薬局の人事から直接スカウトを待ったり、直接自分で薬局の人事担当に自分をアピールすることができます。
私も紹介型の転職サイトと合わせてこちらも登録していましたが、何件かスカウトをいただきました。ご縁はありませんでしたが、サイトとしては使いやすかったと思います。
スカウト型の転職サイトのメリット
- エージェントから転職先を早く決めるようにせかされたりしないため、ゆっくりと選ぶことができる。
- 非公開求人のようなものはないので、全ての求人を見ることができる。
- 就職先が決まった場合は、勤続支援金(4万から10万円程度)がもらえる。
ハローワークや様々な転職サイトの求人を、全体網羅してくれるサイト
Indeedは薬剤師だけでなく色々な職業の仕事が登録されています。

幅広いサイトを網羅しているので、検索をかけると求人がアップされ、気になる案件を扱っている転職紹介会社のサイトへ誘導されるようになっています。
どのような転職先があるのか一目で知りたいときに便利です。
薬剤師会にも求人サイトがあるんです!
各薬剤師会のHP(県ごとにある為、探してみてください!)に求人サイトがあります。
薬剤師会会員でなくても登録さえすれば無料で利用することができます。転職求人サイトには載っていない掘り出し物もあるのでこちらも見ておくといいと思います。
結果的に転職サイトを利用してよかったか

個人的には転職サイトを利用してよかったと思っています。
ブランクがあり非常に不安だったこと、社会人としてもブランクのある私に色々なアドバイスをしていただき、非常にためになりました。
条件交渉をしていただき、とても給料面でもよい待遇で入ることができ、職場の人間関係も良く、満足しています。
私が利用した就職サイト薬キャリはこちら↓
薬キャリを利用した際のレポートも書いています。よかったら見てみてください!
派遣に強い就職サイトはこちら↓
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