医療職の女性は、社会に出てしまうと、本人が積極的に探さないと、結婚は難しいと感じます。
そんな人向けに、私自身の成婚体験談と婚活のメリットを記事にしてみました。
芙蓉ファミリークラブの体験談を知りたい人もぜひご覧ください。
以前書いた記事はこちら↓
- 結婚したいが出会いがなくて悩んでいる薬剤師
- 芙蓉ファミリークラブの体験談を知りたい人
婚活(結婚相談所)はダサい?もてない男女ばかり?結婚式では正直に出会いを言えない?
結婚相談所ときくと、どうも古臭くて、いまどきではない印象がありますよね?
婚活(結婚相談所)はダサくない!かなり合理的な方法
婚活(結婚相談所)はダサいというイメージ、好きでもない人と結婚しないといけないイメージ、条件で選ぶイメージはないでしょうか?
たぶん祖父母の時代からくるイメージなのかなと思います。
いまどきの婚活(結婚相談所)事情
婚活したことない人のイメージだと、婚活は3回くらい会って、親同士も最初は同席して…、高級料理店で…などのイメージでしょうか?
漫画とドラマの見すぎだかもしれません。
好きでもない人と結婚することもないですし、親が出てくるのは最終段階(婚約やお互いの意思が決まった後)、カウンセラーもさほどうるさくは言ってきません(必要であればアドバイスや途中経過を聞いてくる程度)
むしろ身元がはっきりしていて、結婚したいという目的がすごくクリアなため、遊ばれる心配もなければ、「結婚したいと言いたいけど、言ったら重いって思われるかも…」とか余計な心配も、長すぎた春を迎える心配もありません。
結婚したい人にとって非常に合理的なシステムだと思います。
デートも普通のカップルと同じ
最初はカウンセラーが色々条件等を見ながら、うまくいきそうな二人を引き合わせるところまでは行います。
2回目以降はお互いにメール交換や電話交換をおこない、自分たちでデートの約束をして何回でも納得いくまでデートします。
とは言えどもお互い結婚したくて会っているので、半年から1年では結論を出すように、家族かカウンセラーから圧力はかかりますが…
夫とは20回以上はデートして、ディズニーランドや国内旅行は2回くらい行きました。
この人はないな…と思ったときも安全に別れられる
この人怖いな…(一応そんな人には婚活では出会いませんでしたが)と思った人と別れるのは、逆上されたり、執着されたりしたらと思うと気が重いと思います。
そういったときは間にカウンセラーが入ってくれて、代わりに断ってくれたりします。
婚活費は個人情報の管理やアドバイス、将来身元の分かった安全なパートナーと出会うためのお金と割り切る
合コンに行っても、街コンや趣味のサークルに参加しても参加費も時間もかかります。
何より何の目的で皆参加しているかわからない人(恋愛?やり目?結婚?詐欺も含まれているかも?)も混じっています。
不安材料を取り除くという意味で、お金がかかるのは仕方がないことではないでしょうか?
同じくらい安全なものだと、学生時代の知り合い、紹介、職場の知り合いなどになりますが、何らかの理由でそれらが難しい人が婚活するのだと思うので…。
もてない男女ばかりが婚活市場にいるの?
これは完全に誤解だと思います。
私は計7人くらいはお見合いした気がしますが、皆さん普通の人です。
よくあるパターンは以下の5つだと思います。
- 「出会いの少ない大学、学部出身もしくは職場に身を置いている」+「忙しすぎてサークルなどに行くゆとりはない」
- プライドが高い、もしくは家族、自分がハイスペックすぎて釣り合う人がいない
- えり好みしすぎ、自分自身が客観的にみれてなくて残っている
- 口では結婚したいと言っているが、本当は結婚しなくても快適なので、それほど結婚に必要性を感じていない
- 著しく不衛生、コミュニュケーション能力が劣るなど、明らかにもてない理由がある。
世間のイメージはたぶん3.4.5なのだと思いますが、私自身は幸いなことに1と2の人しかお見合いしたことがありません。
3、4の人は結構身近にいますが、「結婚したい」と口では言いながら、お金をかけるのがもったいないのか、面倒なのか、婚活はしない印象です。
5の人は身近にもいないのでよくわかりません。
結婚式で馴れ初めは言いにくい
別に恥ずかしいとはこれっぽっちも思っていないので、身近な友人や、聞かれたら答えてはいます。
なので「知人の紹介」という事にして、結婚式ではナレーションしてもらいました。
婚活(お見合い)は苦痛?自然な出会いでの恋愛結婚こそが本当の愛?
「婚活」というワードに対して悪い印象をもっている人が一定数います。
そこで、私が感じた「婚活」に関してお伝えしたいと思います。
婚活が苦痛かどうかは、人と話すのが好きかどうかにもよる
どうしても初対面の人とたくさん話さないといけないため、気を遣いますし、疲労感が残ります。
そんな世界があるのか…などいつも少し視野が広くなるような気持がしていました。
趣味の話などをする場所だったかもしれませんが、初対面の人の趣味はあまり興味がなかったため、あえて仕事の話をよく聞いていました。
仕事の話を聞くほうがその人の考えや転勤の可能性などもわかります。
ただ、3カ所結婚相談所に登録していたせいで、頻繁に連絡が来るのが苦痛でした。
写真を見に行くだけで1日つぶれるので…。
はじめから恋愛モードになることを求めすぎると、平凡な人ばかりで苦痛に感じる
さらに初回でわかるのは「データ」と「ビジュアル」だけなので、これが余程良くないと「一目ぼれによる恋愛モード」には入らないので「ときめかない…」などという結論になってしまうかもしれません。
自然な出会いも最終的には条件を見る!お見合いだって最後は恋愛する!
結婚することになれば当たり前ですが、親に紹介、友人に紹介して気に入ってもらえそうか、経済的にやっていけそうか、住む場所はどこにしようか、子どもは欲しいか等無視できない条件を考えないといけなくなります。
恋愛結婚でも結局最後は条件を見ているのです。
お見合いで出会っても気に入らなければ結婚しないので、条件を考えるのが、先か後かの違いしかないと思います。
婚活(お見合い)をはじめた理由とは?
私は以前別の記事にも書きましたが、とても結婚願望が強く、子どもを欲しいと強く思っていました。
確実に若いうちに結婚したかったのですが、下記のような環境と条件だったため、若いうちに婚活(結婚相談所)をすることに抵抗があまりありませんでした。
- 同期30人のうち男性は3人。全員彼女持ち
- 配属された店舗は皆既婚者で中年世代。患者さんは高齢者ばかり
- 高校、大学、就職先が同じ場所ではないため、紹介してくれそうな友人がほとんどいない
- 大学時代に数人付き合ったが、うまくいかず、疲れ、恋愛に自信も夢もあまりない
- 色々周りから聞きすぎて、遊ばれることや長年付き合って別れることなどは避けたかった
- そもそも中高女子高なので恋愛経験値が低すぎて恋愛結婚できる気がしない
親は学生結婚だったため、早く結婚することにまったく抵抗がなかったのも大きかったと思います。
また、若いうちにはじめて、30歳くらいまでゆっくり婚活してもいいかな?という思いもありました。
お見合い時の私のスペックを以下にまとめました。↓
- 25歳
- 小柄、中肉中背、健康
- 顔は中の上(たまに美人と言われるレベル)
- 国立大学薬学部卒 薬剤師 年収400万程度
- 家族は健康
- 趣味は読書
若い、比較的高学歴、資格持ち、家がしっかりしているところは、アピールポイントだったかなと思います。
どんな人と結婚したいと思っていたか
とにかく平凡な、心が安らぐ、安心して家族を持てる人と結婚したかったので…
- 定職についている
- 同居は不可
- 子供が欲しい人
- 温厚
- 暴力、浮気、ギャンブルをしない人
- できればタバコ不可
- 家族にあまりにも変な人がいない
- できれば自分と同程度かそれ以上の学歴、経歴がある人
- できれば仕事をしてもしなくてもいいと言ってくれる人
- できれば実家近郊に住んでいる人
男はみんな浮気する!という友人もいましたが、世の中浮気しない男性はかなりいます。
実際に私の親族、旦那の親族も含めて全員結婚後の浮気はしていません。
実家が近くないのため、いまだに仕事面や子育て面では疲弊することが多いですが、全ての条件を満たすのは難しいため、この苦労は仕方がないかな…と思っています。
どこの結婚相談所に登録したか(3か所登録していた)
ただ、そこまで紹介条件は厳しくないため、紹介者が知人程度でも考慮してもらえる、条件が悪くなければ紹介がなくても可能でした。
私のように若くて焦っていない、成婚するかどうかわからない人は、入会金が安いのは大変魅力的でした。
ただ、どちらも紹介数、会員数が多くないため紹介ペースはゆっくり(月に1度)です(特に芙蓉ファミリークラブ)
カウンセラーがいて、多少のお世話はしてくれますが、あまり立ち入ったお世話はしてくれませんでした。
あまりこちらからも聞きませんでした。
芙蓉ファミリークラブ
芙蓉ファミリークラブ は、みずほ系列や日立関係の会社等の福利厚生で成り立っている結婚相談所です。
ペースはかなりゆっくりで、お見合いは月に1回程度でした。
ここで2人目に会った人が今の夫です。
弟もここで結婚したのですが、弟は一人目で決めてしまいました。
引き合わせの時に少しお話したくらいで、夫と交際後もカウンセラーの方からは特に何もコンタクトやアドバイスはありませんでした。
提出書類もほかの相談所と比べ簡易的で、家族の職業や学歴はあまり書く必要はありませんでした。
芙蓉ファミリークラブは家族がどうかよりも本人同士がどうかという事を重視しているように感じました。
今は相談所が入っていたホテルがコロナの影響で閉まってしまったようで、移転したようです。
当時はホテルの中に入っており、非常にしっかりしたイメージでした(変な恰好では来れない感じでした)。
1階の軽食コーナー、もしくは最上階のレストランで皆さんお話しされていたみたいです。
たまたまかもしれませんが、相談所ですれ違った女性が当時の私と同年代(25歳くらい?)でとても美人な人だったため、こんな人も入っているのか…と驚いたのを覚えています。
素晴らしい方を紹介してもらったようで、カウンセラーの方に嬉しそうに感謝の気持ちを伝えていた姿が記憶に残っています。
ダイヤモンドファミリークラブ
芙蓉ファミリークラブよりは紹介人数やペースが早く、紹介相手も年齢だけで合わせてきているのでは…と思うような面もありました。
当時の私は若かったので紹介しやすかったのか、やたらと男性が会いたがっているという電話がかかってきて疲れたのを覚えています。
非公式の結婚相談所!大学の卒業生の知り合いしか入れない
今はやっているのかどうかはわからないですが、10年前当時は女子大の中に相談所があり、その女子大の卒業生、在学生の家族や知り合い向けに細々とやっているようでした。
非公式でホームページにも記載はありません。
最終的にご縁はありませんでしたが、一人お会いして数回デートしました。
夫も同様の別の非公式の相談所に入っており、大学の同窓会誌に掲載されていたようです。
婚活していてどんな人とお見合いしたか
20代後半から30代前半の人にお会いしました。
申し込んでいただいた人の中には30代後半の人もいましたが、年が離れすぎているためお断りしました。
三菱重工、日立、官僚、医師、外資系コンサル勤務、JR、みずほ銀行、出版会社の人には会ったことは覚えています。(10年前なので記憶が曖昧になりつつありますが…)
収入は全員、学歴はだいたい私より上の人が高かったです。
海外の大学院や博士課程まで出ている人もいました。
話していてとても変な人、失礼な人は特にいなかったと思います(ちょっと気持ち悪い人は一人いましたが…)。
普通よりイケメンな人も一人いました。
収入もあり、家庭もしっかりしていて、普通に結婚できるような人たちだと思います。
婚活を始めてどのくらいで夫と知り合い、結婚したか
婚活を始めて半年くらいで知り合い、半年くらい付き合って結婚の話が出て、結婚式の準備や親への紹介なども併せて付き合って1年くらいで入籍しました。
なかなか相手は見つからないだろうと思っていたため、意外と早くみつかって、ぜいたくな事に「もっと海外旅行とかいけばよかった…」とあとから思いました。
夫を結婚相手に選んだ決め手とは?
婚活で出会ったら、条件もあっているため、親の反対もなくすんなりいくと世間の人は思うと思います。
一度は別れを考えるところまで行きましたが、その時に夫は自分の親を説得し、私の話、不安な気持ちを全部受け止めて考えてくれました。
女優の蒼井優さんが結婚するときに「誰といるかよりも誰といるときの自分が好きか」が重要、「自分らしくいられる」と言っていました。
私も夫といると「穏やかな自分でいられて、自分が好きになれた」「不安な時も肯定してくれる」ことが大きかったように思います。
夫はなぜ婚活していたか
本人にインタビューしたわけではないのですが、色々聞いていて思ったのが、以下の理由です。
- 結婚したかった
- 合コンとかが苦手
- そもそも恋愛が苦手
- 就職するときに彼女と別れた
- 大学、部活、職場共に男だらけで純粋に出会いがない
- 割と家族が高学歴で、相手にも学歴などを求めていた
その後、夫婦で友人や兄弟に芙蓉ファミリークラブを紹介して3組ほどゴールインした
結婚式に来ていた夫や私の親族や友人から、婚活(結婚相談所)で知り合った話を個別にしたところ、ぜひ自分にも教えて欲しいという声が沢山ありました。
2024年5月追記)ナレソメ予備校がすごくおすすめ!
芙蓉ファミリークラブは入会金の低さ、婚活のはじめやすさ、会員の質の高さでよい結婚相談所だと思います。
しかし成婚して十年以上が経過した今となっては、男性側が基本的に選ぶシステム、スピードが遅い、アドバイザーが何も言わない、相談所の考えが若干昭和で古いなどが気になります。
10年経過しているので、芙蓉ファミリークラブもアップデートしている可能性はあります。
わたしがいま26歳くらいだったら、別の相談所を選択していたかもな…とうっすら思っていたところ、ナレソメ予備校というIBJ系列の相談所を発見しました。
ナレソメ予備校(結婚相談所)の動画がすごく面白い!
最近たまたまX(旧Twitter)を徘徊していて流れてきた動画をみたのですが、ものすごく面白くて、婚活している人にとってためになる情報を無料で大量に提供しているナレソメ予備校(結婚相談所)という相談所を発見しました!
ナレソメ予備校の動画は、私自身の結婚相談所での体験を裏付けてくれるデータや情報を余すところなく公開しており、思わず楽しくなって何時間も十数本の動画を見てしまいました。
婚活だけではなく、恋愛に関する男女の謎、恋愛の悩みに対する回答など、どれもすごく論理的かつ的確に解説しています。
見た目ちょっとチャラいですが、言っていることはかなりまともです。
頭いいなと思っていたら、やっぱりアドバイザーも筑波大、神戸大、上智大学、リクルート出身、三井住友銀行出身、外資系金融出身などハイスペックぞろい。
結婚や恋愛に悩んでいる人は、すべて無料なので、騙されたと思って数本気になった動画を見てみることをおすすめします!
あまりにも面白いので、ここで得た知識を我が子にも将来共有しようかと思っているくらいです。
マッチングアプリの普及、自由恋愛、ときめきこそ正義という誤った認識が結婚率低下、少子化を招いているのかもとすら思いました。
おわりに
私の乏しい経験談が何の役に立つのかはさっぱりわかりませんが、「婚活恥ずかしい!」と思って折角のチャンスを無駄にしているかもしれない人の背中を押せるようなものになればいいなと思っています。
2024.5追記)
わたしも今年ついに40代に突入します。
仕事はどんなものであっても、ルーチンワークになってしまったり、いずれ飽きてしまいます。
薬剤師の仕事も、薬局であろうと病院であろうとルーチンワークになっていきます。
悲しいことに自分がいなくなっても会社はまわっていくし、自分の代わりはいくらでもいます。
そうなってからでは結婚や出産という選択はできなくなってしまうかもしれません。
余計なお世話かもしれませんが、中年のおばさんとして、若い人が後悔のない人生の選択をすることを心から願っています。
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