本来の目的はリアルタイムの血糖を測定することで糖尿病の治療、コントロールに使用することですが、通信販売でも購入でき、ダイエットや健康管理に使用することも問題ありません。
先日、職場でFreeStyleリブレ2を実際に利用する機会があったため、私自身の測定結果、使用感をまとめました。
FreeStyleリブレ2の使用を迷っている方の参考になれば幸いです。
FreeStyleリブレ2の特徴に関して詳しく知りたい方はこちら
- FreeStyleリブレ2の体験談
- FreeStyleリブレ2の使用感と感想
- FreeStyleリブレ2の購入方法
FreeStyleリブレ2で実際に測定した結果
上記は14日間血糖値を測定した結果を、日内パターンとして表示したものです。
リブレ2の利用を検討している方向けに、どのように血糖値を表示してくれるのか、実際の結果を以下に掲載しました。
随時血糖は?
一番気になるのは、どんな食事を摂ったときに、どのような血糖値を示すかだと思います。
お肉や炭水化物、野菜などさまざまなものをとる昼食後はゆっくりとあがり、下がりにくい傾向にありました。
フルーツグラノーラのような果糖や炭水化物が多いものは、急激に血糖値があがると同時に、急激に下がるようなグラフを示しました。
また、食後に少し睡眠をとってしまった場合は、仕事をした場合に比べて高血糖になる傾向がありました。
こちらは朝食後(パン、紅茶、果物)を食べた後の血糖値です↓
こちらは夕食後(コロッケ、サラダ、ごはん)を食べた後に測定したものです↓
1日のうちで、どのように血糖値が変動したかを表示することもできます。↓
7日間、14日間など、各期間ごとの平均血糖値も表示可能です。↓
低血糖や高血糖時はどのような表示になるか
低血糖や、高血糖の時はどのような表示になるのでしょうか?
仕事を続けてしていて、低血糖になっているときのグラフです。↓
たくさん食べた後に寝てしまって、高血糖になってしまいました。血糖スパイクですね…。↓
低血糖になった頻度を表示することが可能です。↓想像していたよりも、夜間に低血糖傾向になっていました。
低血糖や高血糖になった頻度も表示可能です↓
推定HbA1cはどのくらい乖離する?
推定HbA1cと実測HbA1cの乖離に関しては、さまざまな医療機関で研究中で、はっきりした原因はわかっていません。
私自身は実測HbA1cは5.7%程度のため、少し乖離が大きくなってしまいました。
FreeStyleリブレ2の使用感は?直感的に使える!
血糖値データだけでなく、利用しやすさ、痛みなども重要な要素です。
リブレ2の便利機能を紹介!
リブレ2の装着は非常に簡単で、設定後、以下の画面が表示され、1時間程度でスキャンが開始されます。
アプリの設定だけ、高齢者の方はサポートが必要かもしれません。
とても親切に、定期的に利用方法などの情報をLineで発信してくれます。
医療機関との連携、ご家族の方との連携がアプリを通じて可能です。↓
私自身は利用しませんでしたが、知らせてほしい血糖値を入力しておくことで、その数値を上回ったり下回った場合に知らせてくれるアラート機能があります。↓
前述した日内パターン、平均グルコース値など、別の表示を見たい場合にも直感的に操作して確認することが可能でした。↓
インスリンペンがある場合は、連携することが可能です。↓
2週間で何回スキャンしたか
10回くらいは2週間の間にスキャンを行いました。
スキャンの感度もよく、センサーにスマートフォン近づけると簡単にスキャンしてくれました。
剥がれることはあったか
患者さんからは、剝がれやすいという訴えもあるのですが、私自身ははがれることはありませんでした。
洋服を脱ぐときなどは注意したほうがよいかもしれません。
痛みなどは感じたか
装着するときの痛みはほとんどありませんでした。
ただ、装着して数日は、たまに痒みのようなものは感じました。数日するとまったく違和感を感じなくなりました。
FreeStyleリブレ2はどこで購入できる?
糖尿病の診断を受けていて、インスリンが処方されている方は、保険適応で処方可能です。
それ以外の場合でも、主治医に相談していただければ、飲み薬やGLP-1受容体作動薬のみの場合であっても、2024年10月から自費で購入が可能となりました。
医療機関に通っているわけではないけれど、利用してみたいという方は通販で購入が可能です。
FreeStyleリブレ2とFreeStyleリブレは通販でも購入可能!
FreeStyleリブレ2とFreeStyleリブレも高度管理医療機器に該当するため、SMBG同様に薬局で購入することが可能です。
使用方法などに関しては、こちらのサイトをご覧ください。アプリの設定方法、センサーのつけ方、図り方などを分かりやすく動画で紹介しています。→患者さん向け:FreeStyleリブレ‐糖尿病関連製品情報サイト|アボットジャパン
FreeStyleリブレ2(新商品)
スマートフォンを持っている人でも、持っていない人でも使用することができます。
古いバージョンのままだと、リブレ2特有の機能が使えず、FreeStyleリブレと同じ機能しか使用できません。
スマートフォンをお持ちではない方
税込みで18950円です。
スマートフォンをお持ちの方
スマートフォンがある方は、センサーとアプリ導入で始められるため、こちらをどうぞ。
税込み8730円です
税込みで17,599円です。
FreeStyleリブレ(従来型)
FreeStyleリブレ2よりも価格を抑えたい方はこちらの購入をおすすめします。
在庫がある限りは購入が可能です。
スマートフォンを持っている人でも、持っていない人でも使用することができます。
スマートフォンをお持ちではない方
スターターキット価格(リブレセンサー1つ、リーダー)で12800円です。オリジナルポーチ付きです。
スマートフォンなどをお持ちの方
スマートフォンがある方は、センサーとアプリ導入で始められるため、こちらをどうぞ。
税込み6980円です。
14,058円(税込み)です。
税込み18590円です。
1個当たりが割安になっています。
リブレとリブレ2の違いに関してはこちら
血糖測定器は個人で購入しても問題ない?安全?
しっかり購入時に説明を受ければ、高齢者でも問題なく使用することができます。
血糖測定器は高齢者でも理解しやすく、穿刺器具も安全性に配慮されて作られています。
廃棄するときだけ注意を
すでに医療機関にかかっている場合は、廃棄ボックスが用意されていることが多いので、そちらの針用のBoxに捨てるようにしてください。
【参考資料】
- はじめて高度管理医療機器等を販売又は貸与しようとする方へ|兵庫県
おわりに
FreeStyleリブレ2は非常に注目されているリアルタイム血糖測定器です。
今回の記事では、実際に利用した体験談を紹介しました。
利用してみて、想像していた以上に痛みや違和感がなく、直感的に操作可能でした。
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