薬剤師は国家資格であり、安定した職業である反面、ある程度の年数を経ると仕事に慣れ、モチベーションが下がりやすい職業であると感じています。
私自身がモチベーションをあげるために読んだ本を紹介します!
すべて実際に読んだ書籍を紹介しています!
おすすめ度は5段階評価で、★~★★★★★までで表現しています。
キャリアに悩んだときにおすすめの本
薬剤師以外の仕事をやってみたい、ほかの薬剤師がどんなキャリアを歩んでいるのか知りたい、発破をかけてほしい、そんな時におすすめの書籍を紹介します。
これが私の薬剤師ライフ
おすすめ度★★★★★
「日経DIキャリア」にてウェブ連載されていたものを日経ドラッグインフォメーションが編集して書籍化したものです。
薬剤師の資格を使っていない人は多数いましたが、皆さん、医療や薬学に関する仕事をしていました。
6年生卒でなくとも、こんな職業があるのか、こんな分野で頑張っている薬剤師がいるのかと気づかされ、モチベーションアップにつながると思います。
関連記事はこちら
薬剤師3.0
おすすめ度★★★★★
7年前に書かれた本のため、内容が少し古いところはありますが、モチベーションアップには十分役立ちます。
日本在宅薬学会 理事長でファルメディコ株式会社の社長兼医師の狭間研至先生が書かれている本です。
薬剤師に対して「対物ではなく対人」「医師のように問題を解決する姿勢を」と書籍の中で説いています。
薬剤師の将来の事をよく考えていて熱い思いがあふれています。
少し医師なので「?」と思う発言もなくはないですが、「薬学の知識をもって問題を解いていってほしい」という熱い思いには心を打たれるものがありました。
いまでも、ときどきこの本のセリフが頭によみがえります。
仕事をすることそのもののモチベーションをあげたい!
薬剤師の仕事そのものというよりも、仕事をすること自体にやる気がなくなってきている、刺激が欲しいというときにおすすめの書籍を紹介します!
1日1話、読めば心が厚くなる365人の仕事の教科書
おすすめ度★★★★★
仕事をするのは生活のためという人がほとんどだと思います。
ただ、仕事を通じて刺激や成長する機会を得たいとも感じてはいませんか?
掲載されている代表的な著名人は、王貞治(福岡ソフトバンクホークス球団会長)、山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所所長)、羽生善治(将棋棋士)などの言葉が掲載されています。
1日1話、読めば心が厚くなる365人の生き方の教科書
おすすめ度★★★
「1日1話、読めば心が厚くなる365人の仕事の教科書」のシリーズです。
社会的に成功した著名人たちがどのようなポリシーをもって生きているのか、なぜそのように考えるに至ったのかなどが書かれています。
「1日1話、読めば心が厚くなる365人の仕事の教科書」よりは少し哲学的な話が多くなりますが、とても心が揺さぶられる話が多いため、モチベーションアップに役立つと思います。
掲載されている代表的な著名人は長渕剛、黒柳徹子、日野原重明、瀬戸内寂聴などです。
志高く
おすすめ度★★★★★
少年時代に始まり、ソフトバンクの創業からAI革命、ソフトバンクグループの未来までをビルゲイツを単独取材したこともある記者が、孫正義の長期密着取材でまとめあげた集大成です。
恥ずかしながら孫社長に関してはソフトバンクの社長ということ以上の情報を私は知りませんでした。
孫社長は天才であることは間違いないのですが、それ以上に熱いパッションと人間味のある姿に心を打たれ、自分も何か社会に貢献できることはないかと考えるきっかけになりました。
薬局や病院はクレーマーだらけ?もうやめたいと思ったときに読む本
薬局や病院はさまざまな人が訪れます。
体調が悪い方も多いため、治療に満足がいかなかった、待たされたなどの理由でクレームが発生しやすい場所です。
そのため、クレーマー対応につかれて薬剤師をやめたいと思う人もいるでしょう。
クレームをなくすことはできませんが、最小限に攻撃を避ける方法が掲載されている本を紹介します!
クレーム対応完全撃退マニュアル
おすすめ度★★★★
病院や薬局でなくとも、顧客対応をしなければならない業界ではかならずクレームは発生します。
クレーマーのあるあるフレーズへの対応や、クレームを未然に防ぐ方法、クレームが発生した場合にとるべき対応、最終手段までを、事例をもとにまとめています。
コメント