ITパスポートって知っていますか?
そのくらい薬剤師にはあまり縁のない資格です。
色々考えた結果、興味がわいたので受けてみました。
薬剤師以外の資格試験に興味のある方の参考になれば幸いです。
- IT系に興味がある薬剤師
- ITパスポートがどんなものなのか知りたい人
- 薬剤師がITパスポートを受けるとどのくらい難しいと感じるのか知りたい人
そもそもITパスポートとはどういった資格か

国家資格ですが、特別な受験資格は必要ありません。

なんかこの国家資格という響きがやっぱり気になるというか、好きなんですよね…
IT系の一番基礎的なもので、国(経済産業省)が認めてくれる資格です。
ITパスポートはこれら試験の中で一番簡単な試験になります↓


ITパスポートの難易度はどのくらいか
合格率は平均約55%(学生37.9%、社会人60.8% IPA情報処理推進機構ホームページより)と、しっかりと学習すれば十分合格を狙えます。
ITパスポートを勉強するメリットとは?
大企業でも取得が推奨されており、新卒就職では一応履歴書のアピール資格にはなるようです。
ただし転職ではほとんど役に立たないと考えていいと思います。
ITパスポートはどのくらいの勉強して受かる試験なの?
ただし個人差があり、もともとIT企業で働いていたり、趣味でIT系に詳しい方などはほとんど勉強しなくても受かるようです。



夫は電機メーカーのエンジニアなのですが、電気工学科出身のためか、ITパスポート試験に書かれていることはほとんど知ってました。



ストラテジー系の問題も、会社で仕事でやっていることが多く、常識なようです。
ITパスポートはどのような年齢層の人が受けに来ていたのか
ネットでは新卒以外では役に立たないという情報が多かったので、30代くらいだと浮くかな…と思っていました。
女性の方の受験も多かったです。
そもそもなぜITパスポートを受けてみようと思ったか


今の職場ではこれ以上成長できない気がして、ほかの資格を取ろうと悩んでいました。



そもそもブログを書き始めたのも、今の仕事以外に別のことにチャレンジしてみたかったからなのです。
ただ、薬局薬剤師だと認定薬剤師資格も限られたものしか取得できません。
あまりにもITに関する知識がなくて悩んでいた
ブログを書くにあたっても手探りで、図書館やAmazonの古本、ネットで知識をかき集めながらWordPressで書き始め、いまだに手探りです。
子どもたちの学校ではパソコンが配布されて、授業ではタイピングやプログラミングが始まるらしいですが、プログラミングとは何ぞや???というレベルです。
このままでは時代に置いて行かれていく感じがする…とは常々思っていました。



FP3級と簿記も少し本を買って読んでみたのですが、試験を受けたいと思うところまで興味がわきませんでした。
ITパスポートを薬剤師が受けてみて結果はどうだったか
正式な合格発表は9月中旬ですが、合計600点/1000点なおかつ、各部門で300点以上を超えていれば合格と試験運営側からは言われています。


試験問題もわからなかった問題が結構あり、よくわからないなと思いながら解きました。
久々に頭を使って、ちょっとクワンクワンきました。
8割方の人がギリギリまで試験終了ぎりぎりまで残ってやっていたので、焦らずに済みました。
ITパスポートを取得するためにどのくらい勉強したか
すさまじく知識がなく、かなり勉強することになりました。
3カ月は子供が寝てからや、土日の子供が遊んでいる時間にせっせと勉強しました。
書籍としては2冊、アプリで10年分くらい過去問を勉強しました。



チンプンカンプンだったので、どちらも4回くらい間違えたところやわからないところを中心に読み直しました。
結構大変だった…
書籍のおすすめ度は5段階で★~★★★★★までで表現しています。
いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集
おすすめ度 ★★★★★
問題集の部分は問題をそれほど多くは載せていません。
ITパスポート パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理技術者試験)
おすすめ度★★★★
過去4年分とオリジナル問題が2年分くらいついてました。オリジナル問題は結構難しいです。
ちなみに使用していたアプリはこちら↓


薬剤師はITパスポートを仕事に活かせそう?
とりあえず今の薬局では活かせるところはないかなと感じています。
ただ、薬剤師の視点だけではなく、企業に働いている人の動き方、経営者の考え方、身近なITを使ったものがどのように開発されて、どのように情報をやり取りしているのかを知れたことは日常生活においてプラスになったかもしれません。
ニュースを見ていても、以前はわからなかったのでスルーしていたIT系の単語が少しわかるようになったため、ITをとりまく社会の動きが少しわかるようになった気がします。



個人的にはセキュリティのところが一番勉強になりました。
Excelが多少わかるようになったという、思わぬ副産物があった(追記 2022.9.19)
以前購入して、さっぱりわからなかったので放置していたMOS Excel2016のテキストがあったのですが、ふと興味がわき再開してみました。



薬剤師がExcelできて何の役に立つのかという話なんですが…、在庫管理や棚卸のデータ入力、予製作成で地味に使ったりします。
1年前にチャレンジした時よりもExcelの意味がわかる
1年前にMOS Excel2016のテキストを読んだ時は、完全な暗記になっていたせいか頭に入ってこなくて挫折しました。
ちょっと面白いとすら感じました。
今の病院でも何かExcelが使えそうな時には積極的に使っていきたいと思います。



なんでも基礎って大事なんですね…。
因みにMOSにも民間ですが、資格試験があります。
意外と受験料が高いので、私は受ける予定はないのですが、目標があった方が勉強しやすい人にはおすすめです。


Microsoft Office Specialist Excel 2016 対策テキスト& 問題集 (よくわかるマスター)
今は既に2019も出ています。
参考までに読んだテキストを載せておきました。
薬剤師以外の仕事分野に興味をもつようになった
ITパスポートの試験内容は、IT関連知識のみではなく、経済的なこと、社会の仕組みのような教養知識が半分程度を占めています。
そのため、薬学部や薬剤師としてはたらいていて得ることのできないような知識に触れることができました。



これが一番大きな副産物かもしれません。
今後はどのような資格、勉強にチャレンジしていきたいか


他には基本情報技術者試験(国家資格)、Pythonなどのプログラミング学習に興味があるので、余裕があればチャレンジしていきたいと思っています。
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