もっと薬の勉強をしたい!薬の知識に飢えている!薬の本って高いからレビューが少なくて躊躇している!
そんな薬剤師のために、私自身が読んだ書籍を紹介します!読んだことないけど興味がわくような一冊があれば幸いです!
かばこすべて実際に読んだ書籍を紹介しています!
おすすめ度は5段階評価で、★~★★★★★までで表現しています。
薬の知識がもっともっと増える書籍一覧
見たことある!読みやすい!薬局薬剤師の業務に役立つ順番に紹介したいと思います!
日経DIクイズシリーズ
おすすめ度 ★★★★★
いわずと知れた日経DIのクイズコーナーをまとめた本です。
薬局薬剤師でこの本を知らない人はいないでしょう。
毎月届くDIクイズをふむふむと読んでいた人も多いはず。
私は3冊とも休職中に買ったのですが、どのクイズも被っておらず、大変勉強になりました。
日経DIのクイズは結構難しいため、ほとんど正解にたどり着けないのですが(今でもそうですし、ほかの方もそういってます)、解説がとても分かりやすく、この本で習ったことのお陰で現場で対応できたこともあります。
OTC医薬品の比較と使い分け
おすすめ度★★★★★
薬局に勤めていても、もう少しOTCの知識が欲しいなと思ったことはないでしょうか?
医療用医薬品に関する知識がある程度あり、普段はOTC薬とあまり関わりがない薬剤師であれば、この書籍で十分だと思います。
医療用医薬品の知識がない、登録販売者などの場合は、この書籍だと逆に学びにくく感じるかもしれません。
極める小児の服薬指導
おすすめ度 ★★★
子供をお持ちの方であれば、ぜひこの経験を薬剤師の仕事に活かしたいと思いますよね。
ただ、サンプルはわが子のみでは心許ないものです。
子供と言っても人それぞれ個性や病気が異なるからです。
著者は小児薬物療法認定薬剤師の資格も取得しており、少し専門的すぎる情報が多いようにも感じましたが、十分に現場で活かせる知識がつきます。
高齢者の安全な薬物療法ガイドライン
おすすめ度 ★★★★
薬局に来る患者さんのほとんどは高齢者だと思います。
高齢者は多剤服用傾向にあり、よく薬を確認しないと薬害を起こす危険性が高い患者さんです。
認知機能低下、転倒リスク上昇、腎機能低下に注意が必要な薬を中心に、高齢者に注意が必要な薬が、推奨度、理由と共にまとまってリストアップされています。
添付文書で禁忌かどうかという1つの指標だけでなく、禁忌でなくても、高齢者にリスクが高い薬が出ている場合には、投薬時にもよく注意して症状を聞き出すことが重要だと思います。
気がついた場合には早めに医師に報告することも大切です。
Dr浅岡の本当にわかる漢方薬
おすすめ度★★★★
なぜこの漢方がそのような効能をもっているのか、生薬の構成から類似の薬をまとめてカテゴライズ化して読み解いている本です。
非常にわかりやすくまとまっています。
生薬と漢方薬の事典
おすすめ度★★
かなり専門的な本というよりも事典です。漢方関連の記事を書くときに、検索して使っています。
これだけの情報量の割には、価格が2980円程度とリーズナブルです。
薬剤師のための精神科の薬
おすすめ度 ★★★
精神科の薬は苦手とする人が多い分野です。
特に抗精神病薬は統合失調症以外の適応症や適応外使用もあり、処方内容のみから病名を把握するのが困難です。
「薬剤師のための精神科の薬」は代表的な精神疾患に対する処方例から、処方を読み取る訓練ができるように構成されている本です。
正しい用量、用法の監査、服薬指導につなげるために、時間のある時に一読する価値のある本だと思います。
検査値×処方箋の読み方
おすすめ度★★★
臨床検査値に苦手意識がある方、問題演習をして苦手意識を払しょくしたい方におすすめです。
少し難しめではありますが、理由を丁寧に解説してあるため、検査値への理解が深まる書籍です。
異常値の読み方が身につく本
おすすめ度 ★★★
病院では当然ながら、今は薬局でも血液検査や尿検査結果の記載があります。
しかしその読み方がさっぱりわかりませんでした。
これを読んで少しわかるようになりました。
パニック値をご存知でしょうか?
どの施設にも基準があり微妙に異なるのですが、この数値を上回ったり下がったりした場合は、非常に危険性が高いといわれている臨床検査の数値の事で、再検査や入院対象になる数値です。
頻繁にはこの数値にかかった患者さんを薬局で見かけることはありません。
しかし働いていて数例危ない患者さんに遭遇し、疑義紹介やメーカーへの問い合わせに使わせていただいたことがあります。
検査値からさまざまな病態を類推もできるようになるため、お勧めの一冊です。
ただ、これも難しめの為、完全な理解はできないと思います。
薬物動態を推理する55クエスチョン
おすすめ度 ★★
そもそもTDMを使わないといけないような注射薬は院外に出ませんし、のんびりと計算している暇もありません。
またわかったところでどう活かせばいいのかもよくわからないものです。
ただ、定常状態になる薬とならない薬の違い、薬はいつごろ効いてきて、いつごろ効果が切れてくるのかということは理論上でもわかっておいたほうがいいと思います(臨床上の感じ方はそれぞれなので、必ずしも理論上の数字通り薬が効いてくるとも限りませんが…)
医師の中には定常状態になる薬にもかかわらず、やたらと分1の薬を分2で出してくる先生がいて、コンプライアンス低下に繋がる例もあります。
薬局で使える実践薬学
おすすめ度 ★★★★
かなり難しめです。
ベテランの薬剤師に「貸してほしい」と言われて貸しましたが、「無理だ」と言って返却されてきました。
かなり分厚く、参考書のような厚みがあり、ひるんでしまうような文章量です。
どちらかというと日経DIクイズをさらに深掘りした書籍です。
ここで教えてもらったK値低下で致死性不整脈上昇のリスクが上がるという知識は大変役に立ち、先日他院でカリメート服用中でK値が下がりすぎた患者さんの薬を止めることができました。
この時にただK値が下がっているから…ではなく、心疾患を持っているのでK値低下は危険だと伝えたところ、医師がすぐに患者宅に電話して止めてくれました。
腎不全と薬の使い方 Q&A 第2版
おすすめ度 ★★★★
私は30%くらいしか理解できず力不足を感じましたが、エビデンスもしっかりしており、腎臓内科や透析施設がある病院で働いている薬剤師は調べるとき用に1冊置いておいくと安心な本だと思います。
レジデントのためのこれだけ輸液
おすすめ度★★★
研修医向けの書籍のため、かなり基礎的なことから学ぶことが可能です。
頻繁に使用する輸液製剤をどのような時に使用するのか、なぜその輸液を選択するのかなどの理由も併せて記載してあります。
根拠からよくわかる 注射薬・輸液の配合変化
おすすめ度★★
私の勤めているクリニックでは、配合変化を気にしなければならないほど注射薬を使用しません。
しかし監査は必ず薬剤師が責任をもって行わないといけないため、最低限の知識は持つ必要がありました。
この書籍を読むことで自信をもって監査できるようになりました。
糖尿病療養指導ガイドブック
おすすめ度 ★★★
CDEJやCDEL等のためのガイドブックです。
CDEJは糖尿病療養指導士といい、主に医療スタッフが一定の要件を満たし、試験に通過すると取得することができます。
CDELは地域糖尿病療養指導士といい、医療スタッフ以外も取得することが出来ます。
上記のような資格取得を目指さない方であっても、糖尿病の治療全体がよく理解できるようになるため、興味のある方はぜひ読んでみることをおすすめします!
糖尿病薬物療法の管理
おすすめ度★★★★
中古だとかなり安く手に入ります。
糖尿病の薬に関して詳しく知りたい方におすすめの書籍です。
糖尿病治療ガイド
おすすめ度 ★★★
糖尿病治療に関して、医師側の視点をもっと学びたい場合におすすめの書籍です。
本の厚さはそれほどではないので、ある程度の基礎知識があれば、短時間で読むことが可能です。
レジデントノート増刊 Vol.17 No2 新・日常診療での薬の選び方・使い方
おすすめ度★★★★★
2015年発刊の雑誌なので、9年も前のものになります。
各々の専門医が研修医向けに、ガイドラインなどを交えながら、薬の選択の仕方を解説しています。
基礎中の基礎は省いてあり、本音で語っているのでとても面白かったです。
「もちろんそれは知っているよ」という知識も数多くありましたが、「へ~」と思う情報も多く、薬剤師が読んでも、8割から9割程度は理解できる内容になっています。
今回色々読み漁った中で一番おすすめでした。
新刊で購入すると増刊号は5000円近くしますし、近くの本屋で試し読みも出来ない場合が多いので、ちょっと躊躇してしまう値段です。
しかし古本であれば300円程度で購入できる(特にAmazonでは沢山の古本を扱っているので覗いてみてください)ため、失敗しても気にならない価格で試すことが出来るのでおすすめです。
レジデントノート ポリファーマシー その症状は薬のせい!?
おすすめ度★★★★
医師がポリファーマシーの現状に関してどう感じているか、ポリファーマシーに対してどのように対応して、どのように減らす薬を選択しているのかの実例が記載してあります。
雑誌なので実例は少なめですが、どのような視点で医師がポリファーマシーに取り組んでいるのかを知るのに役立ちます。
レジデントノート CKD・透析患者診療で困るあれこれ
おすすめ度★★★
透析ってどんなことをしているのでしょうか?
概要は知っていても、どんな処置をしているのかわからないという薬剤師も多いでしょう。
薬の知識も一部のっています。
ただ、増刊号とは違い、広告やコラムも多く、薬剤師向けの情報量としては少し少なめです。
レジデントノート 尿検査を活用しよう
おすすめ度★★★
仕事で尿検査を見る機会も多いのですが、いまひとつ活用方法が血液検査と違ってわからなかったため購入しました。
レジデントノート 検査を病棟で上手に使おう
おすすめ度★★
血液検査関係の本をある程度読んだ後、何かしら新しい知識を少しでも得たい人にお勧めです。
コラムの「解熱鎮痛薬の使い方」と「研修医が知って得する日常診療のつぼ」のトランサミンに関する記事が割と面白かったです。
薬の相互作用としくみ
おすすめ度★★
かなり分厚く、情報量が多すぎるくらい多い書籍です。書籍というよりは百科事典に近いかもしれません。
相互作用に関して、どの薬同士がどのくらい干渉しているのか気になったことはないでしょうか?
この書籍は徹底して相互作用の程度に関し、あらゆる薬を研究してまとめています。
この書籍をつくった方は本当にすごいです。
添付文書上の併用禁忌だけでなく、併用注意であっても原則禁忌(本当は禁忌に該当するのではないか?)というようなものまで、詳しくまとめられています。
私自身は難しすぎて1/3くらいで挫折してしまいましたが、疑問を感じた時にはたまに調べるのに使用しています。

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